2025-06-28

TAIKO AUDIOのOLYMPUS XDMIが凄い!!遂に常設展示を開始いたしました!!

   全世界で圧倒的な支持を得ている、世界最高峰のROONサーバー、TAIKO AUDIOのSGM EXTREMEとOLYMPUS XDMIですが、遂に!当店に待望のOLYMPUS XDMIの展示機が入荷致しました!!

国内で唯一の常設展示となります。この衝撃的なデジタル再生の究極の音質を、息を呑むほどの感動的な音楽表現力を、ぜひ店頭にてご体感ください!!

2025年6月11日より、常設展示開始!!

■TAIKO AUDIO OLYMPUS XDMI(フラッグシップRoonサーバー/DAC搭載仕様)
定価:17,578,000円(税込)※カラーは、シルバー、ブラックからご選択頂けます。
売価:お問い合わせください。
>>代理店の製品紹介ページはこちらから

■別売オプション
I/O XDMI for Olympus:5,995,000円(税込)
XDMI Digital Output S/PDIF & AES/EBU:165,000円(税込)
XDMI Digital Output Pro ISL for MSB:165,000円(税込)

※その他のメーカーにも対応するオプションデジタル出力もリリース予定。

2023年の年末に、太陽インターナショナルの内田社長から「タイコオーディオからフラッグシップモデルのOLYMPUS XDMIという製品がリリースされます。」と連絡を頂いた時、私(中谷)は正直戸惑ってしまいました。

SGM EXTREMEは最高で、これ以上はない、このSGMが改良されて、ずっと使い続けられて、SGMの栄光はずっと続くものだと思っていた私にとって、SGM以上の製品がリリースされるという事はすんなりと受け入れがたい気持ちがありました。

ただ、私はエミール・ボック氏率いるタイコオーディオを心から信頼していましたので、オリンパスには彼らなりの考えがあり、あえてSGMとは異なる製品としてオリンパスをリリースしたのだと考えるようになりました。

そして、彼らが情報を発信するサイト(What's Best Forum)を読んでいくと、次第にOLYMPUS XDMIという壮大なシステムの全容が解明されていき、オリンパスのリリースは必然だったという事が理解できるようになりました。


■バッテリー電源とXDMIが切り開く、究極のデジタル再生機器のサウンドステージ

まず、今回のオリンパスがバッテリー駆動という事を聞いて、内田社長からも「ジェフローランドを取り扱っている経験から、バッテリーにはメリットもデメリットもあるので、ROONサーバーとしてはどうなのでしょうね?」と言われていて、私も内田社長もバッテリー電源のデメリットとしてよくある「音は綺麗になっても低域の量感が失われるのではないか?」と心配半分、そして期待半分という気持ちでいました。

そしてXDMIというインターフェイスが、MSBやCH、DCSなどのDACメーカーとの共同開発によるダイレクトな接続ができるという画期的なシステムに、大変驚きました。さらに標準でDAC機能を搭載しているという事で、何から何まで前代未聞の内容でしたので、オリンパスを早く聴いてみたい気持ちでいっぱいになり、当店から音も聴かずに注文していた展示機の入荷が待ちきれませんでした。

そして遂に!2024年7月25日、東京インターナショナルオーディオショウ開催の何と前日に、太陽インターナショナルに代理店のデモ機としてオリンパスが到着したのでした。太陽のスタッフがその日の夜にショウの会場にオリンパスを持ち込み、動作テストをして明日のショウの開幕に向けて何とか間に合わせられるように、スタッフの皆様が頑張って頂きました。

■東京インターナショナルオーディオショウ2024での国内初披露



▼タイコオーディオのエドワード氏が初来日!オリンパスの解説も、音を聴きながらわかりやすく説明してくれました。

ショウの3日間、タイコオーディオからエミール氏と共同で開発を担当しているタイコオーディオの初期メンバーの一人、エドワード氏が初来日して頂き、技術的な解説をされていました。「タイコオーディオは、デジタル再生に革命を起こします。」と、自信を持ってオリンパスの説明をされていて、その姿勢・情熱に心から感服しました。

オリンパスの音質は、DCSのVivaldi Apex DACを使用したデジタルアウトも素晴らしかったですし、オリンパスに搭載されたXDMIのDACを使用したアナログアウトも素晴らしい表現力で、期待以上の音質の良さに感激しました!!

内田社長も、「オリンパス、凄く良いね!みんなも良いと言ってくれてるし、安心したよ!」と言われていて、私も凄く安心しましたし、さすがタイコオーディオはいつも期待を裏切らない、いつも期待を超えてくるメーカーだと思いました。

▼土方先生も、オリンパスを解説して頂き、オリンパスの音質の良さ、タイコオーディオのソフトウェア開発力に大変驚かれておりました。
>>ファイルウェブでの、土方先生のオリンパス取材記事はこちらから

▼スマホでオリンパス専用アプリ、「BMS(バッテリー・マネジメント・システム)」とノートPCを見ながらオリンパスの状態を確認するエド氏、真剣です。

▼左は太陽の技術者・半澤氏。半澤氏の技術力は国内代理店の中でもトップクラスです。

すでにご注文を頂いているお客様からも、ショウの会場で「オリンパス、音が凄く良いね!音も聴かずに注文したけど、買ってよかったよ!入荷するのが楽しみだね!」と言って頂き、私もひとまず安心する事ができました。

また、ショウのあと、ショウに参加されていた多数のお客様から「タイコのオリンパスが凄かった!」というご感想をお聞きする事ができました。オリンパスがこれほどまでに多くの方々から注目されて、皆様に音質の良さに驚いて頂けた事が、とても嬉しかったです。

▼2025年6月11日、ようやく当店のデモ機が入荷しました!

▼SGMよりも少し大きな筐体になりました。当店お薦めのNEOのラックに載せると、高級感が増してとても格好良いです!オリンパス、堂々と鎮座しています。

▼ネットワーク接続はSFPポートを搭載しており、SFPコネクタを採用したDACケーブル(光ではなく銅線のケーブル)を使用してタイコのルーターやスイッチと接続します。RJ45での接続が必要な環境では、RJ45→SFP変換コネクタを使用して接続できます。一番右側のXDMIは、RCAアナログ出力を搭載したDACカードを標準で搭載しています。

▼USB出力は、SGMではEXTREME USBという専用のカードを搭載していましたが、今回はマザーボードからの出力となります。この出力も、ソフトウェアとハードウェアの両方の技術によりXDMIアウトプットと同等の音質となるよう入念に設計されています。そのため、XDMIアウトプットとしてUSBカードはリリースされません。

▼手前の2列の黒い基板が、バッテリーです。手前側がXDMI専用バッテリー、奥側がシステム用のバッテリーです。専用のアプリを使用して、充電の状況を把握したり、充電の時間帯を調整する事ができます。右奥は、大型のトロイダルトランスを使用したリニア電源部です。



▼SSDは、右側が音楽保存用で、3.84TB使用できます。奥側はシステム制御用SSDです。タイコはオリンパスにおいては、内蔵SSDに音源を取り込むよりも、外部のNASを使用した方が音質が良いと言っていますので、SynologyのDS224+などの低消費電力で音質の良い外部NASの使用をお薦めしています。手前は、XDMIのDACカードになります。DACは癖のない自然な質感が大変素晴らしいです。音質・解像度は、大抵のDACを必要としなくなるレベルです。SGMと同様に、オリンパスにも随所に銅板が多用されているのがわかります。

▼一切の妥協無く、究極の音質を求めて開発されたオリンパス。重量60Kgという超弩級のシステムは、今までのデジタル再生の概念を覆します。

■タイコオーディオが他社と音質差がある一番の理由、それはソフトウェアの開発力と技術力。

まず、オリンパスがリリースされた時、その価格に大変驚きましたが、エミール氏によると製品価格を形成する多くの部分はハードウェアではなく、無形の「30,000時間以上にも及ぶ、ソフトウェアの開発費用」という事でした。

先日、エドワード氏が当店に来店して頂いた際にも、「オリンパスの音質の良さは、ハードウェアよりもソフトウェアが作っているんだ。」という事を力説されていました。「だから、他社は私たちの製品からハードウェアを真似して、見た目には似たような製品を製作する事は出来るけど、目には見えないソフトウェアの開発力・ソフトウェア技術の優位性こそが、タイコオーディオが他社との音質の大きな違いを生んでいるんだ。これは決して真似する事ができないし、他社がどうやってもタイコオーディオを追い越せない一番の理由なんだ。」と、ソフトウェアの優位性について絶対の自信を持って話していたのが印象的でした。

そのため、ハードウェアだけを見ると、「もっと安いコストでオリンパスを製作できるのではないか?」と思うメーカーや自作PCが得意なオーディオマニアの方もいるかも知れませんが、実際にはそれを制御して活かすソフトウェア技術がなければ、オリンパスの音質の良さを真似する事はできないのです。

■従来のデジタル機器やアナログ機器とは異なる、新しい再生機器としてのオリンパス

オリンパスの詳しい内容については、代理店の製品紹介ページとタイコの製品紹介ページをじっくりとご覧頂きたいと思います。そしてこのブログでは、実際に店頭で聴いたオリンパスの音質について、詳しくご説明させて頂きたいと思います。

まず、SGM EXTREMEとの違いとして一番感じる印象としては、明らかに、圧倒的にノイズ感が減っていて、静寂感が桁違いに凄いという事です。これは今までの、どんなデジタル機器にも感じたことが無いほどの驚異的なレベルでの印象です。

さらに低域の量感が明らかに(SGM比で聴感上1.3倍くらい)増しており、前後左右上下のスケール感もより広大(SGM比で聴感上1.5倍くらい)になっています。

特に低域については、バッテリー駆動という点で量感が減少するのではないか、と一番心配していた点でしたが、オリンパスはその心配を一蹴してくれました。低域が薄くなるどころか、逆に量感が増えていましたので、これには「さすがタイコオーディオ!本当に凄い!」と叫んでしまいました。この音質の違いをSGMと直接比較して聴いてしまいますと、この価格の差にも納得せざるを得ない気持ちになってしまいます。

何より、音楽の表現力や、そこから得られる感動においては「極限ではないか」と思えるほどで、生演奏でも得られないオリンパスならではの感動というものが確かにあります。コンサートに毎年何度も足を運ばれる、オリンパスをご注文頂いたお客様からも、「実際にコンサートに行って名演奏に出会えるのは、ほんの数パーセントです。オリンパスでは、歴史的な名演奏をいつでも生演奏レベル、もしくはそれ以上と感じられる音質で楽しめるのですから、価格にも納得ですよ。」と言って頂いております。

このオリンパスの凄さの全てを言葉で言い表すのは難しい事ですが、音楽が鳴っているステージの静けさや広さ・深さが全く違います。それが、結果的に音楽表現の深みを増す事に繋がっていて、息を呑むリアリティ、演奏の生々しさ、より鮮明な楽器の鳴り方や質感の伝わり方など、あらゆる音楽表現が、いままで聴いてきたデジタル再生とも、アナログ再生とも違っていて、「オリンパスでの再生でしか体験できない音楽世界」が確かにあると断言できます。ご自身の耳で、身体で、ぜひオリンパスの凄さを感じて頂きたいと思います。

■余談

最後に、今だから話せる余談ですが、タイコオーディオの輸入を内田社長にお願いした当初、内田社長は「タイコオーディオは、エスアイエスさんだけの独占販売でもいいですよ。」と言って頂いていたのですが、私は「日本全国の販売店様と一緒にタイコオーディオを盛り上げていきたいので、独占販売でなくて結構です。」とお伝えしました。

その結果、日本では現在SGMが30台以上、オリンパスは10台以上を販売しており、内田社長は当初、「SGMは10台売れたら万々歳ですね!」と言われていましたが、その予想をはるかに超えるご支持を頂き、大変嬉しく思います。タイコオーディオは現在、代理店にとっても当店にとっても主力のメーカーとなっており、私は今、独占販売にしなくて本当に良かったと思っています。

タイコオーディオは、SGMを全世界で5年間のあいだに500台以上を出荷し、オリンパスは製品のアナウンス後に、誰も音を聴いていない中で140台以上の予約が入ったそうです。ハイエンドな価格帯のデジタル機器として、これほど出荷されている製品は他にはありません。世界中からデジタル再生の革命児として支持されているタイコオーディオに、今後ともご期待頂きたいと思っています。

当店は、タイコオーディオのフラッグシップショップとして、OLYMPUS XDMI、EXTREME ROUTER、EXTREME SWITCH、EXTREME DC POWER DISTRIBUTORを日本で唯一常設展示しています。タイコオーディオについては、当店にお気軽にご相談ください。

>>お電話:03-3824-1139(中谷まで)
>>メールでのお問い合わせは、nakatani★sisaudio.co.jpまで。※★は@に♪

TAIKO AUIDO SGM EXTREMEのブログはこちらから
TAIKO AUDIO EXTREME ROUTER、SWITCH、DCDのブログはこちらから

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