TADから昨年2020年6月に発売された最新作「CR1TX」を、本日より国内初となります常設展示を開始いたします!※展示は終了いたしました。
このスピーカーは、TAD40年の歴史による技術と、日本最高峰の80年の歴史を持つ木工工房「天童木工」による木工加工技術の結晶として生み出された、純国産の素晴らしいスピーカーです。
このサウンドに、スタッフ全員驚きました!国産スピーカーの常設展示はエスアイエスの創業36年以来、初の出来事となります。また、リファレンス・シリーズの常設展示は関東地区では初となり、国内唯一のCR1TX常設展示店となります。
このCR1TXの表現力は素晴らしく、「アルミ製スピーカーや響きの良いクラシック系スピーカーも良いけど、38cmウーファー的なドカンと来るサウンドも好きなんだよな・・・。」というお客様に、そのモヤモヤを完璧に埋めるスピーカーとしてお薦めさせて頂きたいと思います。CR1TXは、クラシック、ジャズ、ポップス、ロック、EDMからアニソンまで、あらゆるジャンルをオールマイティに鳴らす事ができる、数少ないスピーカーです!!
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TAD CR1TX 定価:7,700,000円(税込、ペア)+スタンドST1定価:396,000円(税込、ペア)
▼”38cmウーファーの大型スピーカーのような迫力と熱気溢れるサウンド”、そして”高解像度でワイドレンジ・タイトに締まる低域の最新アルミ製スピーカーの究極のサウンド”。その二つの相反するサウンドの両立は実現不可能に思えましたが、このCR1TXはそれを実現した”唯一無二”と言える驚異的なスピーカーです。
▼中・高域用のベリリウム製CSTドライバーと専用スタンドのみ前作CR1と同一ですが、それ以外は全て新規に設計されています。木工技術がより複雑で緻密な設計になり、音質に関わる全ての工程や設計が見直されました。内容的にはモデル名を変更しても良いほど全く別物になっていますし、CR1とは別次元の音質の良さとなっております。ですので、値上がりも十分に納得できる、本当に素晴らしいスピーカーに生まれ変わっています。
▼芸術的な美しさを誇るサイドウッドと強靭なボディ、内部構造など本体の木工部分は全て天童木工の熟練の職人による”匠の技”で製作されています。今回のCR1TXは、前作CR1よりもこのキャビネットの製作に膨大な研究開発の期間・コストが掛かっております。まさに「木工芸術作品」と言える、高級感溢れるスピーカーです。また、強靭なスタンドはTADの開発によるもので、音質の良さはもちろんのこと国内における高い振動対策基準もクリアしたスタンドとなっております。スタンドも、揺るぎ感の一切ない、正確な再生能力の要となっております。
▼上部のユニットは同軸2WAYで250Hz以上を受け持つことにより、ほぼこのユニットから音楽が鳴っています。ベリリウムならではのスムーズで瞬発力のある音です。下部の20cmウーファーの性能の高さにより音の繋がりが非常に良く、3WAYですが2WAYのような繋がりの良さと点音源的な自然な音場の広がりが魅力的です。どうやってこんなにも完璧なバランスを作り上げたのかと、心から感心します。
▼250Hz以下を受け持つウーファー部です。驚異的な耐入力(200W)の高さで、音の余裕が違います。ALTEC やJBLでも採用されているTAD伝統のコルゲーションエッジ(フィックスエッジ)はゴムエッジと異なり、音のキレの良さが別格です。音の立ち上がりと立ち下りの速さが素晴らしく、音のタイミングがベリリウム振動板とズレる事なく正確に、完璧に動作します。バスレフポートは小さめで風切り音のない自然な低音を放出し、サイズを超えた低音域の再生を可能としています。しかもこの低域の質感は一般的なバスレフ型よりも密閉型の質感に近く、バスレフと言わなければ気が付かないほどタイトな低域を実現しています。
▼スピーカーターミナルは、バイワイヤ対応です。リアパネルは27mmと厚みがあり、キャビネットの強度を増すために強固に設計されています。
CR1TXを聴いていると、自然と昔聴いていた懐かしいCDやレコードに手を伸ばしている事に気が付きます。そして「こんにも熱くて感動的な曲だったんだ・・・。」と、当時を懐かしく思い出したり、楽曲や歌詞の素晴らしさに涙します・・・。そのように音楽が心地よく歌い、響きの豊かな楽しい音楽の時間を過ごす事ができます。
音楽ジャンルにおいても、オールジャンル何でも来い!の凄まじい音で楽しめます。それは許容入力範囲の余裕(耐入力200W)によるところが大きいと思います。プロのスタジオの大音量での使用にも耐えうる安心できる耐入力の余裕があり、どんどん音量を上げたくなります。そして音量を上げても全くビクともしない芯の強さに感激します。キャビネットの強度の高さと圧倒的なユニットの強度の高さが、力強く歪み感のない音の土台となり、驚くほど透明感が豊かで、音が鳴っていない静寂感までもが極めて美しい、完璧なサウンドバランスを形成しています。
エネルギッシュで開放感全開!という質感で、音楽が溢れ出てきます。音楽の”蘇生力が凄い”と言いますか、”タイムマシーン・スピーカー”とでも言いますか、そんな再生能力の限界を突破したような、音楽の復元力に満ちた感動的なスピーカーです。
この音質の良さは、単なる木製スピーカーのノスタルジーではなく、TADだからできる世界最先端の音響技術とTAD40年の歴史・経験・知識の結晶によるものです。最新のTXシリーズが今までのモデルよりも世界中で評価され、多数の出荷実績がある事も頷けます。昨年からCR1TXとR1TXには海外から想定を越えるオーダーが入っており、受注数に生産数が追い付かず現在の納期は3か月以上と大変な人気ぶりです。
最近はNHKの歌番組「SONGS」のスタジオの背景にR1TXが映っていてびっくりしましたが、SONGSの美術担当からTADに「存在感のある高級スピーカーを背景に使用したく、R1TXをお借りしたい。」という依頼があったそうです。気になった方は今後もSONGSをチェックしてみてください。
上記の通り世界でも国内でも話題のCR1TXとR1TXは、昨年開催予定でした東京インターナショナルオーディオショウでお披露目される予定でしたが、残念ながらそれが叶わず、あまり多くの方にご試聴して頂けていない状況です。
今年は東京インターナショナルオーディオショウが開催される予定ですので、ぜひ会場でもCR1TXとR1TXをお聴き頂きたいと思いますが、もしご来店が可能でしたらぜひ当店のハイエンド・システムで、世界中を魅了するTAD最新のCR1TXの音を、お一人または少人数で、静かな環境でじっくりとご体感いただきたいと思います。
また、R1TXのご試聴につきましては、東京・世田谷区にありますパイオニアの
松本記念音楽迎賓館にTADのフルシステムを常設展示しておりますので、当店にてご予約制でご案内・ご試聴が可能です。
>>メーカーサイトのR1TXご試聴についての詳細は
こちらから
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