2022-02-10

STEREOPHILEにて、ANALOG RELAXのEX1000が紹介されました!

  当店でお薦め&大人気のMCカートリッジと言えばアナログリラックスですが、フラッグシップモデル「EX1000」が、何とあの「Stereophile」でアナログオーディオ界の重鎮である評論家のマイケル・フレーマー氏のレビューにて紹介され、絶賛されています!!

>>Stereophileのレビューはこちらから

その記事をアナログリラックスの万木氏が翻訳してくれましたので、ぜひご覧ください。

※記事の中で紹介される写真は、誠にお手数ですが上記リンク先のページをご参考にして頂きたいと思います。

ANALOG RELAX EX1000
 定価:1,408,000円(税込)
 >>メーカーの製品紹介ページはこちらから
 >>EX1000の当店のブログはこちらから


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Analog Relaxin' with the EX1000 cartridge  by MICHAEL FREMER

スーパークリーン電気で営業再開できて本当に良かった!特に、ここ数週間は、驚くほどピュアなサウンドのAnalog Relax EX1000カートリッジ(16,000ドル)を聴き込んでいました。パンフレットでは、「屋久杉をご存じですか?」と問いかけています。いいえ知りません。「Analog Relax」さえ聞いたことがありませんでした。聞いたことがある人は、少なくとも私より一歩進んでいます。

パンフレットによると、Analog Relaxはズートコミュニケーション(脚注1)によって製作されています。同社のウェブサイトで、日本語の「ずっと(zoot)」が「常に」という意味であることを知りました。ズートコミュニケーション代表取締役社長の万木康史氏もズートシムズの大ファンです。彼が世界で唯一のズート・シムズのファンクラブを立ち上げています。

EX1000は同社の最高級カートリッジです。メールで送られてきたパンフレットによると、カートリッジのボディには樹齢2000年以上の希少な屋久杉が使われているそうです。すべてのコンポーネントは 「完璧にチューニング」されています。このカートリッジは、「これまでにない有機的で官能的なサウンド」を実現しています。それがどうしたの?って?

屋久杉には、Miyajima Laboratory「真竹『Madake』」のスネークウッドや、Gradoの「EPOCH3」のココボロなど、すべてのカートリッジ材と同様に、音への影響を説明する魅力的な裏話があります。名前がエキゾチックであればあるほどいいのです!屋久杉については、Analog Relaxのサイトで全部読んでもらうとして、一言で言うと(あるいは木の幹について説明すると):困難で尋常でない生育条件により、1~2mm幅の年輪ができ、丈夫で剛性の高い木に育ちます。湿った環境で育った木は、木が腐らないように特殊な樹脂を木の内部で進化させてきました。屋久杉は法律で保護されており、すでに倒れた木しか売ることができないため、木の希少性は高まります。写真から伝わってきますよね。

まるでスーパーマーケットで売られているピカピカに蜜蝋でコーティングされた果物のような広告通りの見事なボディの他に、発電部は「高純度」の銅コイル、ネオジム磁石、通常よりも小径のルビーカンチレバーで構成されており、その先には「Super Curve Line Contact (version 2)」スタイラスがあります。出力は 0.5mV以上、内部インピーダンスは15Ω、重さ9gm、カートリッジの推奨トラッキングフォースは2gmです。

このインピーダンスと比較的高い出力は、低出力、低インピーダンスの多くのカートリッジに見られるものよりも、より多くのワイヤーターン、より高いインピーダンス、より高い移動質量を示しています。私が予想していたのは、音色の快活さに関わらず、細部の解像度が優れていることではなく、中程度であることでした。

このカートリッジは説明文に書かれている通りの音がするので、ホームページを引用させていただきます。その前に、短くスタイラスプロファイルの説明を:「Ver.2は、この針(needle)のアップグレード版です」(メーカーを「刺す(needle)」つもりはありませんが、「レコード針(needle)」を「スタイラス(stylus)」に変更してください。)「針先の先端部分だけが丸い針に近い曲率を持ったラインコンタクト形状のオリジナルの良さはそのままに、多面カッティングでレコードの情報をすべて拾う設計を追加しました」以下のイタリック体の強調は私のものです:「生の楽器や人の声を再現することに長けており、ある種の官能的な音を作り出すことができます。また、内周の溝の歪みを感じさせないのも大きな特徴です」

EX1000は、オルトフォンのテストレコードの横方向80μmのピークトラックに完璧に追従し、90μmのトラックではほとんど聞こえないほどのバズサウンドが出ますが、このカートリッジが優れた追従性を持つことを示しており、私が測定したことのあるMCカートリッジの中では、最高ではないにしても、それに近いものの一つです。

このカートリッジでの演奏を聴いた数人の友人は、私が毎晩Analog Relax EX1000を聴いていて思ったことを大声で叫んでくれました:「声が違う!」このカートリッジのボーカル表現は、間違いなく「ある種官能的な音声」です。「ベルベットの霧(Velvet Fog)」の愛称を持つメル・トーメ( Mel Tormé)のレコードは、EX1000でより素晴らしいものになりました。

メル・トーメの声は、喉の奥から胸腔内に向かってベルベットのように響きます。彼の官能的なボーカルは、ソフトで暖かく、こもったような音ではなく、瞬間的(トランジェント)な発音(アーティキュレーション)も犠牲にすることなく、まさに「ベルベット」のようににじみ出ます。このカートリッジは、私がこれまでに聴いたどのカートリッジよりも、その正確さに長けています。より信憑性のある音になっています。

私は先日、伝説のエンジニア、ビル・パットナム(Bill Putnam)が録音した「Mel Tormé and Friends」(Finesse Records W2X 37484)、「Mel Tormé Swings Shubert Alley」(Verve MG VS-6146)、「Mel Tormé Sings Sunday in New York」(Atlantic SD 8091)を連続してかけて、まさに「メル・メルトダウン」を起こしてしまいました。EX1000は、すべてのボーカリストをベルベット・フォグに変えるわけではなく、女性ボーカリストのチェスティー・コロレイション(胸の厚み)や質感を厚くしたりすることもありません。例えば、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の「must have」をぜひ聴いてみてください。:The Reprise Albums (1968-1971) (Rhino RI 653984)AnalogPlanetのレビューはジョニ・ミッチェルのウェブサイトに転載されています。

このカートリッジの特徴として、音色や質感を正しく表現する役割を担っており、おかげで色付けがまったく注意を引くことがないほど巧みに描かれています。どちらかというと、上から下への微妙なリアリティの向上を目指しています。

電気系統のアップグレードがすべてを向上させたので、私はHaniwa、そして後にはLyra Atlas Lambda SLを使ってさまざまな曲を再生し、比較しました。どちらもアップグレード前よりもメル(と他の全て)を正当に評価していますが、私は今でも毎晩この部屋を出たときには感動していますが、Analog Relax EX1000の表現はメルのボーカルをよりビロードのように美しく表現しています。それも、決して不愉快なものではなく、迷惑なものでもありません。

官能的で愛らしいが決してソフトでぼやけた感じではなく、カートリッジはコントラバスや重厚なストリングスを特によく表現しています。コントラバスのダイナミックな弾き語りとウッディなサスティーンが、リズミカルなパワーと、ウェブサイトの宣伝文句である「官能的なサウンド」を正確に生み出しています。

Grado Epoch3は似たような性質を持っていますが、高域がややソフトで、トランジェントがあまり明瞭でないため、ロックや電子音楽では満足感が得られず、クラシックやある種のジャズに適しています。 Analog Relax EX1000は、私が試みたあらゆる音楽ジャンルにうまく対応してくれました。

友人はTransformer (LSP-4807 OP)でLou Reedの音をこれほど「Lou-ish」に聴いたことがないと言っています。(最近のSpeakers Cornerの復刻盤は退屈で生気が感じられませんので、かかわらないでおきましょう)EX1000では、「Vicious」のカウベルやギターの音は、スナップが効いていて金属的な透明感があり、確かにルーの声が「よりルーらしく」感じられました。「Walk on the Wild Side」のアコースティックとエレクトリックのダブルベースは、トランジェント・プラック(瞬間的な弦の引き寄せ)の正確さと重量感があり、大袈裟さや過剰さは感じられませんでした。最近発売されたCSN&Yの『Déjà vu』Rhino/Atlantic R2 625238)のクリス・ベルマン(Chris Bellman) のリマスターでは、ボーカルのハーモニーをEX1000で表現することで、このレコードでは経験したことのないような、それぞれの声のハーモニーと質感が表現されていました。

ブラス(金管楽器)、リード(吹奏楽器)、ストリングス(弦楽器)がこのカートリッジを通して歌い、スムーズなサスティーン(伸びる響き)と、ゆったりとした浮遊感のある、気分を高揚させるようなディケイ(音の減衰)が得られます。最近、Electric Recording Companyから復刻されたデビッド・オイストラフ(David Oistrakh)の「アンコール(Encores)」(ERC 070/UK Columbia SAX 2253)は、ウラジーミル・ヤンポルスキー(Vladimir Yampolsky)のピアノ伴奏で飛翔しています:絹のように滑らかな弦楽器、理想的な鍵盤のアタックと響板のサステインが、広々とした3D空間で表現されています。ルー・リード(Lou Reed) とデイヴィッド・オイストラフ(David Oistrakh)を同じ音場で聴けるカートリッジっていいですよね!

チェット・アトキンス(Chet Atkins)とレス・ポール(Les Paul)が参加した1976年の『Chester & Lester』(RCA APL1-1167)は、あまりいい出来ではありませんが、2人のギター・マスターが古いスタンダード曲を演奏していて、とても楽しいですよ。アトキンス(Atkins)がマーク・ノップラー(Mark Knopfler)と共演したアルバム『Neck and Neck』によく似ていますが、これも同様に素晴らしく、よく録音されています。『Chester & Lester』では、ポール(Paul)のギターサウンドは温かくて柔らかく、リバーブがかかっていますが、アトキンス(Atkins)のギターサウンドは明るくて大胆に弾いています。このカートリッジは、私の膝の上まで広がる巨大な音のバブルでデュオを表現してくれました。サイド1の最後の曲「Out of Nowhere」では、2人は短い会話をしています。まさに私の部屋で話していました。どういうわけか、このカートリッジはブルックナー(Bruckner)と同様にレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)とも相性がいい。

Analog Relax EX1000は、なぜ16,000ドルもするのか分かりませんが、輸入業者はマージンはそれほど高くないと主張しています。もし誰かが数千ドルでこのようなサウンドのものを作れるのであれば、私はそれを聴いてみたい!是非皆さまには展示会やディーラーのショールームで、Analog Relax EX1000を聴いてほしいですね。そうすれば、きっと私が説明したことを正確に聞いて、理解いただけると思います。

もしあなたに余裕があれば、手に入れてください。買えなくても、愚痴や文句を言うのはやめておきましょう。というわけで、私もそろそろ梱包して輸入元に返さなければなりません。残念だ。

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いかがだったでしょうか?マイケル・フレーマー氏がさすがの表現力でEX1000を絶賛されていますね!!マイケル・フレーマー氏が絶賛する通り「EX1000」は、いままで誰も聴いた事がないほどの究極のアナログの世界をご体感いただけます。

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