2018-06-18

耳寄り情報 EAR 912は真空管の交換で音質が激変&向上します!

先日、ご常連様からEAR 912の真空管を交換して音質が激変&向上した!との耳寄りな情報を得ました。早速お宅にお伺いさせて頂き、真空管による音の違いを聴かせていただきました!

▼見てください、このECC88(6DJ8)の佇まい!7ペアご購入されたとの事です。
基本的にRoon/TIDALによるストリーミング音源とCDのみの再生のため、
912のLINE入力部にあたる2本のみ交換する事で音質の違いを楽しめます。


912の色はシルバーをご購入いただいており、私は今回初めてこのシルバーを
見ることができました。通常カラーのブラックも恰好良いですが、このシルバーも
凄く格好良いです。ブラックは完全にプロフェッショナル仕様という外観ですが、
シルバーはハイエンドアンプのような上品さを醸し出しています。お客様がお使いの
他の機材はFM-AcousticsCH-Precisionなどまさにハイエンドな製品ですが、
912が全く違和感なく、そのラックのシステムの中に自然に馴染んでいました。

お客様は聴く曲のジャンルや好みに合わせて、その都度真空管を交換してその表情の違いを楽しまれていました。使用されている真空管は、TELEFUNKENMULLARDRCAPHILIPSなどなど。交換するたびにそれぞれの音の特徴が面白いほど出ていました。確かに、アンプを交換したかのような音の激変ぶりに、本当に驚きました!これはとっても楽しいです♪そして各帯域のバランスの良さ、解像度の高さ、表現力のどれをとっても素晴らしかったのは、やはりTELEFUNKENでした。これを1ペア手に入れるだけでも、驚くほど音質の向上が可能になります。(程度の良い、本物を手に入れる必要はありますが・・。)

真空管の交換はあくまで自己責任になりますので、簡単に誰にでもお薦めです!とは言えない状況ではありますが、正直とても魅力的で特別な体験でした。912をお使いの方で、「電源ケーブルやラインケーブルの交換などやりつくしてしまってもうやる事がない」、「912をさらに極限までグレードアップさせたい」、という方はぜひ、自己責任の上でお試しください。

まだEARを知らない、912を知らないという方は、ぜひ店頭にてその音質の良さ、音楽的な魅力溢れる最高のプリアンプの音をご体感ください。世の中にはなかなか良いプリアンプがありませんが、これは本当にお薦めの最高のプリアンプです。

エスアイエスでは、912を店頭に常設展示しております。約1年ほど展示しておりますがご来店いただきましたお客様も絶賛で、いま当店で一番売れているプリアンプとなっております。

■EAR 912(MC/MM対応フォノイコライザー搭載、管球式プリアンプ)
 定価:2,640,000円(税込)
 売価:お問い合わせください。
 >>代理店の製品紹介ページはこちらから

▼MC/MM対応の高音質フォノイコライザーを内蔵しています。
単体のハイエンド・フォノイコライザーも真っ青の、極上のトーンです。
長年、著名スタジオやアーティストに使用され続けており、
プロも認める抜群の音質の良さです。CDも暖かみのある音で楽しめます。

▼先日は代理店からパワーアンプの509mk2を借りておりました。
ご予約いただけましたら、509mk2との最高の組み合わせでご試聴していただけます。

■EAR 509mk2(管球式モノラル・パワーアンプ)
 定価:1,890,000円(税別、ペア)
 売価:お問い合わせください。
 >>代理店の製品紹介ページはこちらから

912とベストマッチのモノラル・パワーアンプ、509mk2
透明度が高く力強いサウンドで、大型スピーカーもしっかりと
駆動できます。MAGICO Q3もご機嫌なサウンドで鳴らすことができます。

EAR912509mk2は、真空管ならではの暖かみのある音色と、現代ハイエンド・アンプならではの高解像度でワイドレンジな音質の良さを見事に両立させた、素晴らしいプリアンプとパワーアンプです。

このセットは長年にわたり売れ続けている超ロングセラー商品ですが、エスアイエスでもMAGICO Q3やその他最新のハイエンド・スピーカーと組み合わせてみても素晴らしい音楽を奏で、当店のお客様にも大変ご好評を頂いております。特に多機能で使いやすく音質も抜群のプリアンプ912を店頭に常設展示いたしております。

この912は、何といっても内蔵のフォノイコライザーが素晴らしいです。アナログをいい音で再生したいとお考えの方で、まだ良質なプリアンプをお持ちでない方にとって、912はベストな選択になります。

▼EAR設計者、ティム・デ・パラヴィッチーニ氏にご来店いただきました!912EARについて、熱く語ってくれました。こちらからの質問にも丁寧に答えてくれる、心優しい英国紳士でした。

「いかに912が凄いか」



そしてフロントパネルにある入力用メーターが非常に便利です。これは入力された信号のゲインをそのまま表示し、プリアンプのボリュームとは連動していません。これがいかに重要かという事を、下記の2つの点からご説明させて頂きます。

まず第一に、フォノ入力に関してですが、このメーターを確認しながら0dBよりも大きく振り切る場合はゲインを下げたり、MCカートリッジに最適なインピーダンス・マッチングを取る事ができます。これを調整して初めてレコードは完璧な音楽を奏でます。これが調整できないフォノイコライザーでは、適当な設定のまま、本来の真価を発揮しないままレコードを聴いているようなものです。

しかもフォノイコライザーでインピーダンス・マッチングを変更できたとしても、ほとんどの製品はどこまで合っているかは音を聴いて聴感上で判断するしかありません。912ではメーター上で適正な昇圧が取れているかを目視で完全に確認する事ができます。この目視でゲインとインピーダンス・マッチングの調整ができるフォノイコライザーこそ「本物のフォノイコライザー」なのです。

そして第二に、CDやAUXなどフォノ以外のライン入力はフォノ入力のようにゲインの調整はできませんが、ライン入力のゲインが低い場合に0dBあたりでメーターが動かず低い位置でメーターが動いている時があり、入力された機器に何らかの問題があるという事が確認できます。これは非常に重要です。

よくあるのがCDプレーヤーやDAC、ネットワークプレーヤーなどにボリュームがついていたり、内部の出力のゲインを何段階かに設定する事ができる場合に、通常の0dBあたりのゲインになっていない事があります。それに気づく事ができ、912のメーターを見ながら出力が0dBになるよう機器側で最適な設定にして本来の性能を発揮させることができます。店頭での試聴の際もこの機能に助けられた事が何度もあります。

これは微妙にゲインが低い・高い場合には、感覚的にプリのボリュームを上げ下げして済ませてしまいますので、メーターがないと意外と気が付かないものです。時にはゲインが低すぎてメーターが全く触れていないような事もあります。これをボリュームを上げているだけで済ませている時があるかも知れないと思うとゾッとします。

これに気付いて0dBにきっちり合わせた時の音は、ゲインが微妙に低い・高い時の音とは全く違います。912がスタジオなどの現場で「非常に使い勝手が良い」、「信頼できるプリアンプ」と言われるのは、こういう事なのです。

912の凄さをお判りいただけましたでしょうか?上記の信頼できる機能と、音質の良さ、912の凄さは、実際に使いこなしてみて、聴いてみて初めてわかります。エスアイエスでは、この極上のアナログ・チューブ・プリアンプ912を店頭でいつでもご試聴していただけますので、まだ聴かれた事がない方はぜひ一度店頭にて実際に触って、聴いてみてください。

EAR 912509mk2のご試聴・ご購入は、お気軽にご相談くださいませ。

>>お電話:03-3824-1139(中谷まで)
>>メールでのお問い合わせはこちらから

<EAR 912の仕様>
●回路構成:アンバランス回路

XLRインプットは、2系統共に-6dBとなっています。有償で0dBに変更可能です。ご相談ください。
※XLRインプットは、アンバランスへの変換トランスが入っています。

※RCA、XLRのアウトプットには、両方共に出力トランスが入っています。
※どちらの入力、出力でも音質は同じになるように、入念に設計されております。パラビッチーニはプロの現場での経験からか、XLRを推奨していますが、入力に関してはRCAの方が一つトランスを通らないため若干鮮度や透明感が高く感じられます。当店では入力はアンバランスを推奨しています。

●フォノ入力:    RCAx2系統
●ライン入力:    RCAx3系統、XLRx2系統
●テープアウト:   テープモニターx1 系統
●出力:       RCAx2系統、XLRx2系統
●ラインアンプゲイン:14dB (reference sensitivity)= 775mV for “0”dB V.U.
                          = 3v output
●ラインアンプ:   S/N比 = 90dB (1v out ref)
           歪率 = Less than 0.1% 1KHz 3v out
           周波数特性 = 20-20KHz + 0-0.3dB
           最大出力 = 6v 600Ω either output
●フォノセクション: 入力2系統(MM / MC)
●入力インピーダンス:MM = 47KΩ
           オーバーロードマージン = 28dB
           MC セレクション = 40Ω、12Ω、 6Ω、 3Ω
           ゲインセッティング = 0, -6, 12dB
           ゲイン MM = 2.4mv for ‘0’ dB V.U (50dB)
           MC = 0.24、0.15、0.1、0.06mv @1KHz

           (70dB) (73dB) (76dB)(80dB)
           RIAA Accuracy = 0.2dB、30Hz – 20KHz
           S/N比 = 68dB ref 2.4mv unweighted
●使用真空管:    PCC88 (7DJ8) x 5またはECC88(6DJ8)x 5
●消費電力:     30W(100v, 117v or 230v country dependent)
●重量:       13.5kg
●サイズ:      W485 x H145 x D300mm
●ファシリティー:  テープモニター
●フロントパネル:  ミュートスイッチ

           Mono/Stereo スイッチ
           インプットセレクター
           ヴォリュームコントロール
           Phono 1、Phono 2
           MM/MC
           MC 入力インピーダンススイッチ
           ファンクションセレクター:BAL1、BAL2、Phono、CD、Aux1、Aux 2
●リモコン:     ボリュームのアップダウンのみ
●カラー:      ブラック・シルバー

<EAR 509MK2の仕様>
●回路構成:アンバランス回路
※XLRインプットには、トランスが入っています。
※RCA入力をご希望の方は、お問い合わせください。

●パワーアンプ クラスAB級 プッシュプル
●入力端子:         バランス1系統         
●出力:           100W(モノ)
●周波数特性:        3Hz-30KHz +0-1dB、2Hz-80KHz +0-3dB
●パワーバンド:       12Hz-60KHz -3dB,0.5% THD
●I.M.D.:          <0.2% 10mW-100W
●出力ダンピングファクター: 20(0.4Ω+ 4uH)
●S/N比:          96dB
●入力感度:         1.2V
●インプットインピーダンス: 25kΩ
●使用真空管:        PL509/PL519(40KG6)またはEL509/EL519(40KG6 )x2 、
               ECC83 x 2, ECC85 x 1
●消費電力:         180W
●重量:           14.8kg (ペア29.6kg) 
●サイズ:          W320 x D255 x H167mm


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株式会社 エスアイエス
〒113-0022 東京都文京区千駄木5-42-5
Tel:03-3824-1139
Mail:info@sisaudio.co.jp
営業時間:12:00-20:00
定休日:日曜・祝日


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